ベータチタニウム オフィシャルブログ

2013年2月7日

新しい素材

こんばんは 木内です。

今に始まった素材ではありませんが、2相ステンレスという材質のステンレスの問い合わせが増えています。
増えているとはいえ、おそらくプラント関連設備に使われるのだろうと予想していますが、あくまでも問い合わせの段階で受注するまでに至ってはいません。しかし本当に奥が深い材料です。

2相ステンレスの2相とはオーステナイト相とフェライト相が混ざり合った素材で、数種類の素材があり、SUS316よりも耐食性に優れてはいるが、Ni(ニッケル)含有量が少なく、素材相場に左右されにくい為に安定価格が売りだと新聞で見ました。

ただ、加工性はどうかというと硬いSUS316Lといった感じでしょうか?

UNS S32750 UNS S32760  SAF2507  SUS329J4L  SUS329J3L
などなど・・・・

そのほか、ASTM F136 でしょうか?
このASTM F136は医療用チタン合金で64チタンの部類ではありますが、JIS60種EだとかTAB6400ELIにあたります。
いわゆる通常の64チタンよりも水素含有量やそのほかの不純物を減らした材料になります。

弊社ではお箸の素材に使っていますが、かなりオーバースペックなになっています。(笑

今、浜松です。(笑

明日からは会社で通常の仕事に戻ります。

カテゴリー:螺旋屋徒然ブログ

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