ベータチタニウム オフィシャルブログ

2007年8月25日

ネジのサイズ測り方 1

こんにちは、ベータチタニウム 木内です。

今日は簡単に安く調べることが出来る方法を日記にします。

まず、

用意する物
カネサシ(150mm)
ボルト
(M6×20L 1本)
(M8×20L 1本)
(M10×20L 1本)

上記4点は全てホームセンターで購入してください。
これが無いと出来ません。

これだけ揃えると、今日からベータチタニウムに別注なんて荒業も可能になります。

昨日は会社にミリ系のピッチゲージが無いと書きましたが、通常業務の中では、製品をピッチゲートして使います。

ホームセンターでネジを・・・というのも、
昨日の日記で書きましたように、並目のピッチのボルトが売っているからです。

M6はピッチ1.0mm

M8はピッチ1.25mm

M10はピッチ1.5mm

同じピッチのネジ同士を合わせると

気持ちがいいくらいに揃います。

しかし、ピッチが違うと

ガリガリしてて、合いません。

こうしてネジ同士を合わせることによってピッチを確認します。
ピッチが0.06mm違うだけでも、必ずスキマが空きます。

難しいことを書いていますが・・・
オートバイの場合、この3種類のピッチのネジが95%以上を占めます。

ミリネジを使うオートバイって、理解しやすく出来てます。

最後にネジ屋の本領発揮です。

見ただけで判別しにくいネジでは

M10×1.0(ピッチ)UNF3/8-24

また・・

M20×2.5(ピッチ)UNC3/4-10

よく間違えるネジ同士です。

もしややこしいネジが混ざった場合、予めネジ同士を合わせ、ピッチごとに分けてノギスで計測し確認します。

後は違うネジが混ざっている場合には、音で分かったりもします。

材質が一緒でも頭部の形が違ったり、径が違ったり、長さが違うと体積が変わるから、音が変わるんです。

明日も出勤確定ですので、カネサシを使った計測方法を書きます。

カテゴリー:螺旋屋徒然ブログ

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