ベータチタニウム オフィシャルブログ

2012年9月14日

使い勝手

こんにちは、製造のショウジです。

今日は外出中の間に突然の雨にビショビショです。

しかも、すぐに止むという・・・なんでやねん・・

今回は工場長が自分のバイクを整備してるときに出た話から。

某イタリア製のブレーキのブリーダーニップルはご存じのように六角部分が11ミリか7ミリでまぁ普通には工具箱には入っていないサイズ。

で、やはりそこのところはお客さまからも指摘されてまして、

オーダーで受けていた時はそこの変更を求める声が多かったです。

そんなことを踏まえて当社ではブリーダーニップルをそれぞれ11ミリから10ミリに。

7ミリから8ミリと、変更してラインナップさせてもらってます。

それぞれ11ミリから10ミリに 7ミリから8ミリに

バイクや車あるいは自転車を整備するときに整備の効率を上げることはレースをしているいないに関わらず非常に重要なファクターだと思っています。

当社のHCやHXには内六角が入っていますが、(M6以下は除く)ヘキサゴンレンチ一本で整備できることも考慮したうえですし、万が一、六角の頭がなめても内六角が使えるという利点や工具の稼働範囲に対しての二通りの選択肢があるという利点があげられるかと思います。

HC

HX

このように使っていただいているときに使いやすいボルトだということを実感していただければさいわいです。

そんな、工場長に触発されて、僕も自転車の整備をしていたんですが、どうもサドルにガタがあるんで職権濫用。

64チタンボルトに変更で締結力アップ!

ついでにノーマルでも鉄より比重が40%軽いボルトにさらに中空加工で軽量化。

ノーマル188gに対して88gになりました。

ノーマル鉄ボルト

64チタン

ついでに中空

当然サドルのガタもなくなり大満足。

と、まぁ、自分自身も楽しみながらの64製作な一週間でした。

でもって、いつかはバイクや自転車の要素をクロスオーバーさせた商品が作れたらなと思っています。

以上製造のショウジでした。

PS,今月号のカスタムピープル誌で64チタンボルト&シャフト(バネ下重量とマスの集中)が掲載されています。

ぜひご購入、ご一読を。

カテゴリー:螺旋屋徒然ブログ

Facebook