ベータチタニウム オフィシャルブログ

2008年2月7日

Ti-6Al-4Vホイールナットの効果その2

昨年末発売させていただきましたベータチタニウム製Ti-6Al-4Vホイールナット

前回の記事でご紹介してから多数のお問合せをいただき、即完売、その後作成が追いつかずでしたが本日第二ロット完成いたしました。

御注文いただいていたお客様には本日発送させていただきます。
大変長らくお待たせしまして申し訳ございませんでした。

さて、前回のロットにてご購入いただきましたお客様から、装着インプレッションを頂きました。

装着インプレッションの中で予想より多かったご意見としまして

『燃費が向上した』

というのが多くありました。

最小で5%、最大で15%燃費の向上が認められています。

私自身も開発段階で数十種類の車両でテストしましたが、確かに数車種で燃費の向上は感じていました。ただ、テスト項目の中に燃費計測を入れておりませんでしたので公表できる内容ではなかったので、あくまでもプラスαの効果と認識していました。

走行性能については発表の際に書いた記事の内容の効果を感じていただいけているようです。

今回の燃費アップについてなのですが、恐らくホイール座面とハブ座面における力の整流化とホイール自体の回転抵抗減少により換装前よりクリープで進む距離が増加しているのではないかと推測します。

車を一つの機械と見れば駆動部分のフリクションロスが減少するということは、駆動ロスの低下に直結するのでありえない話ではないのではないかと思います。
ベータチタニウムの現在のスタッフだけではまともにトライボロジーを勉強して解決は難しいですが、この燃費という案件については自社でもデータを収集する項目に追加して、正確なデータを公表できるよう頑張っていきます。

ご購入はベータチタニウムWEBSHOPにてお取り扱いしております。

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