ベータチタニウム オフィシャルブログ

2007年5月3日

キャンパスオンロード「春の陣」

猪名川サーキットで行われた関西学生二輪倶楽部連盟主催のミニバイクレース キャンパスオンロード「春の陣」に行ってきました。

今回のレースにはいつもお世話になっているBuell Leoの日下店長が三時間耐久レースに出ると言う事で、ベータチタニウムからミニモトパーツを数点お貸ししました。

車両は広島から来たXR100モタード

ステッカーチューンも忘れずに

給排気シリンダー前後足回り全て手の入った車両だったのでデータも今までとは違う感じで取れました。こーやって色んな方のご協力があってこそパーツ開発ですね。

テストライドを務めて頂いたお三方、ありがとうございました。

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2007年5月2日

今日は図面引きデス

二日前に会社に届いたパーツ達。

シャフト4本にボルト5本

とりあえずシャフトの寸法確認後図面の引き直しデス

Ti-6Al-4Vアクスルシャフトでも書きましたが、シャフト類64合金化する時には基本的に図面を引きなおします。

量産の部品と違いスペシャリティーのパーツとして剛性、比強度、重量と様々な面で純正を凌駕する性能を持たせる為には一番の下準備である図面で手は抜けません。

また付属のカラー類も同じです。
量産品よりも高精度で見直すことによって可動負担の軽減やバネ下の軽量化に貢献できるパーツに生まれ変わらせます。

ボルトに関しては使用目的を聞いて基本製品から合わせるかこちらも引き直すか考えます。
ベータチタニウムで用意している基本製品は汎用性を大きく取ってあるので大概は既製品で事足ります。

とりあえずこれが終われば私もゴールデンウィーク突入です。

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2007年5月1日

転造螺旋

こんにちはベータチタニウム技術開発 松山です
今日はネジ屋さんとしてお話したいと思います

ネジの歴史は結構古くて古代ギリシァ時代まで遡ります。

その後日本にネジが伝わったのは1500年代に種子島に流れ着いた鉄砲に付いていた物だと言われています。

それまでの日本にはネジという概念は無く、建築や道具を作るときには「閂」等を使い組み立てによる強度を求めた手法が多かったのです。

さて、ではこの紀元前に生まれ五百年前に日本に着いた「ネジ」というもの。いったいどのように変わって行ったのでしょうか?

っと、基本的には変わっていません。

種類はいっぱい増えましたが螺旋(ネジと読みます)で入るという基本構造は変わることなく、製造方法やねじ山の形で進化してきました。

そして今日はねじ山の作り方についてお話したいと思います。

工業製品でのネジ山の作り方として代表的な物が

「切削」

「転造」

があります。

まず切削ネジについてお話しましょう。

これは主に旋盤と呼ばれる機械で文字通りネジ山を「切って」作ります。

最近だと機械制御されたNC旋盤で比較的簡単に作ることが出来ます。
機械設定も1/1000mmまで制御できる機械がほとんどなので精密作業のイメージを持たれる事が多いです。

コンピューター制御なのでオペレーターの錬度にもよりますが設定は簡単に出来ます。
ですので小ロットの加工や特殊なネジを作るときには向いています。

つづいて「転造」についてです

転造ネジは回転するローラーの間にネジ下(サイズによって決まった数値があります)と呼ばれる物を挟み込みます。

このときに数トンの圧力をかけながらねじ山を「押し出し」ます。

機械制御ではなく熟練の転造職人の「腕」によって精度やねじ山の強度が掛かっている為に簡単には出来ません。

そのかわりに一度波に乗れば次々に機械にかけれる為に大量生産に向いています。

ベータチタニウムで切削、転造両方を使い分けてネジを製作しています。

ケースバイケースなのですが、通常のM3、M4、M5、M6、M7、M8、M10、M12に関しては全て「転造」で作成します。
切削は特殊な場合(左ネジ、規格外ピッチ、規格外サイズ、負荷のかかりが少ない箇所で小ロット品)のみです。

なぜかといいますと基本的に転造のほうがネジとして優れた面が多いからです。

上記では切削=精密 転造=大量生産 とイメージされそうですがネジ山を作るということでは転造でも必要十分の精度の確保は可能です。

ではいったい何故か?

それはネジ山の強さと表面が転造の方が優れているからなのです。

ここに二枚の写真があります。

ベータチタニウムが所有する電子顕微鏡で拡大したネジ山の写真です。

上が切削で下が転造になります。

切削ネジは刃物でネジを「切る」為にネジ山の頂上とネジ底が鋭角になってしまいます。
転造ネジは圧力でネジを「押し出す」為にネジの頂点、底共にキレイなアールを描いています。

これを図にすると

上が切削、下が転造のネジの組織図になります。
切削の方は切断していく過程で金属のファイバーフローを切ってしまうため表面に切り後の「段」が出来てしまいます。
それに比べると転造では金属を押し出す、つまり引っ張って作るためキレイな「面」が出来るのです。

もともと強い64合金に「段」が付くとそれが相手方に食い込んでしまい「焼付き」「かじり」の原因になります。
さらにねじ山が鋭角に付く為相手方(めねじ側)に攻撃性を帯びるので相手方にも段を作りやすくなります。

それに比べ転造で作った「面」は相手方に対する攻撃性はほとんど無くいので高負荷の掛かるところでも焼き付きを起こしにくいのです。

ベータチタニウムで切削を採用する場合は面に特殊な「螺旋屋」の技法を使って表面はキレイにしますが、ネジ山自体の強さは転造にはかないません。

一つ一つを転造処理で作っていく螺旋屋の「技」から生まれるネジ
をお楽しみ下さい。

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2007年5月1日

お手紙をいただきました

先日ベータチタニウムの製品をお買い上げいただいた方からお手紙をいただきました。

製品についてご満足いただけたようで装着写真を何枚も送っていただきました。

元々工業製品メーカーとしての仕事をしていて、最近になって二輪パーツメーカーとして動き出したばかりでしたが、初めてこのような手紙をいただいて、改めてお客様と「繋がって」いるのだと実感しました。

この手紙を励みにして頑張って行きたいと思いました。

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2007年4月30日

KW-08030-D カワサキ車用ディスクローターボルト


【ディスクローターボルトの効果】に効果等は書いてありますのでどうぞ。

KAWASAKI用のディスクローターボルトです。

素材はTi-6Al-4V鍛造

ノーマルボルトの倍近い剛性と約半分の重量を実現した一品。

ネジ部分はカジリ防止の為転造で作成。

耐蝕性優れるチタン合金でいつまでも美しい輝きを放ちます。

適合車種

ZZR1400
ZZR1400(ABS)
ZZR1200
ZZ-R1100
ZX750R
ZRX750
ZRX1200S
ZRX1200R
ZRX-1100Ⅱ
ZRX-1100
ZR-7S
ZR-7
ZEPHYR750
ZEPHYR1100RS
ZEPHYR1100
Z750S
Z750
Z1000
ZX-10R
ZX-12R
ZX-6R
ZX-6RR
ZX-7R
ZX-7RR
ZX-9R
GPZ900R
GPZ1100ABS
GPZ1100
ZXR400
ZXR400R
ZRX
ZRXⅡ
ZEPHYR
ZEPHYRΧ

上記車種フロント10本使用

BALIUS
BALIUS-Ⅱ

こちらは5本使用です。

この車種がすべて同形状でほぼ同素材のボルトで出ています。
この事実をアナタはどう受け止めますか?

300Km/hを実現できる大型車種と10年以上前の中型ネイキッドで同じローターボルトを使用しているという事

最新式のラジアルマウントに大径ディスクに高性能パッド

これらの真の性能を引き出すために必要な「強さ」

そしてバネ下での回転物の軽量化による「軽さ」

機能パーツをしっかりと繋ぎ合わせるボルト

確かに10本のボルトとしては高価です

しかしブレーキパーツとしてみていただければコストパフォーマンスは非常に高くなっています。

いままでのボルトがどれくらい「逃げて」いたかを感じていただけると思います。


素材   Ti-6Al-4V鍛造
サイズ  M8P1.25

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