ベータチタニウム オフィシャルブログ

2007年5月18日

NSR プロアーム用カラー&ナット

だいぶ前に作ったHONDA NSR250Rのプロアーム車両用のセンターハブカラーとナットです。

完全特注での作成で図面も引きなおした物です。

こちらはハブ単体です。

そしてナットです。
このナットは回り止めのピンも付けれる形状で、この【割】がけっこう苦労した記憶があります。

こちらはサンプル作成したものでちょっと仕上げが終わってない物なので若干バリが残ってます
(仕上げすればOK)

大きさの比較として

結構大きいですね~

この製品の効果は軽さはもちろんですが64合金で座面締結力をしっかり持たせる設計にしてありますので、回転ロスの低下やホイールからスイングアームに掛かる力をしっかりと受け止めリアの足回りの安定感を増す事が出来ます。

こーいったワンオフの製品は1個からでも受け付けてますのでお気軽にお見積り下さい。

カテゴリー:製品紹介

2007年5月17日

チタンは錆びない!?

以前の記事で書ききらなかったチタンのもう一つのお話

「チタンは錆ない」

このワードについて今日は記事を書いてみようと思います

まずはるという事について簡単にお話します

錆びるとは金属の腐食生成物の事で酸化還元反応により金属の表面がイオン化を起こし、表面から脱落して行くことで進行していく電気化学的な反応の事を指します。

ここの時点でブラウザの戻るボタンを押してしまいそうな方が多数居そうな本日の記事

最後まで読んでいただきたいのでここから簡単な話に戻ります。

めっちゃくちゃ簡単に言うと
「金属に酸素がひっつくと脆くなって段々ボロボロになって行きますよ」っと言う事ですね。

酸素が付く事を「酸化」といいます。

そして鉄は酸化するとボロボロになりますよ。

っと言うことです。
(だいぶ乱暴な言い方なので専門の方はツッコまないでくださいね)

じゃあチタンはどうなのか?

酸化しないのか?

いえ、めちゃくちゃ酸化します。

大気中で酸化してないチタンなんか無いですね

しかし通常の鉄と違うのはチタンは酸化すると強くなるのです。

チタンは酸素と結合することにより酸化皮膜を形成します。(TiO2皮膜)

チタンの酸化皮膜の特性として表面硬度が上がる等ありますが最大の特徴は「酸素を通しにくくなる」という効果が上げられます。

というか通常のチタンの酸化皮膜は常温ではほとんど酸素を通しません。

ということは酸素が表面の皮膜より奥に行かないということですね

なので【錆】=【酸化】と単純に考えるのであれば酸化が進みにくいということですね。

ココで最初のワードを思い出して修正したいと思います。

「チタンは錆びない」

と、考えるより

「チタンは酸化が進まない(常温では)」

となり、結果として

「チタンは錆が進みにくい」

が、近い答えになるのではないかと思います。

金属と化学のお話なのでまともに書くと大変なことになってしまうのでこんな書き方になってしまいましたが、ちょっと考えが変わってもらえればと思います。
(ただ、大きくはしょってありますのでイメージのお話という事でお願いします)

カテゴリー:螺旋屋徒然ブログ

2007年5月14日

A.C.SANCTUARY訪問

先日の関東出張の際に東京都江戸川区でZ系パーツの販売、車両作成、レース活動と多岐にわたり活躍されているNOBLESTさんのお店A.C.SANCTUARY東京本店さんにお邪魔してきました。

今年の東京モーターサイクルショウの時にお話しする機会がありまして今回関東出張という事でお邪魔してきました。

店内に案内していただくとRCMのマシンがズラリ

時代を感じさせない作りとでも言いましょうか、迫力を感じました。

今回はお仕事の話よりもお互いのご紹介みたいなお話をしました。

ボルトのこと、チタン合金のこと、今現在のバイクとその環境の事、あっという間に過ぎましたが大変有意義な時間を過させていただきました。

次回も関東に行った際は是非伺おうと思います。

株式会社ノーブレスト
東京本店(A.C.SANCTUARY)
東京都江戸川区一之江1-9-16本社第一ビル
TEL : 03-5663-7620 FAX : 03-5663-7621

カテゴリー:取り扱いショップ紹介

2007年5月13日

2007 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦 筑波 観戦

今日は筑波サーキットで行われていたMFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦を観戦してきました。

全日本観戦で筑波は初めてだったので結構楽しみでした。

朝の九時にサーキット到着。

まずは入り口近くのヨシムラジャパンさんのところへ伺いました。

っと何もありません。

マシンはコース近くに移してあったのでこっちは休憩用みたいになっていました。
いつもは何かしらマシンが並んでいるので逆に新鮮だったのですが何も無いのも寂しいので格納してみました。

ハイ、松山です。

なんかヨシムラマシンの気持ちが少し感じれます。

というか今この瞬間は私がヨシムラマシン!?っと錯覚してしまいそうでした(興奮で意味不明デス)

その後午前中はレース観戦しながらとりあえずぷらぷらと各チームのピットを見学です。

午後からST600の決勝を観戦、今回の筑波は「激観シート」なるものがあり私はダンロップコーナーと第二ヘアピンの間で観戦しました。

近いですね~

マシンの挙動がわかる位置での観戦は新鮮でした。

ST600はTEAM GREEN高橋 英倫選手
team HARC-PRO小西 良輝選手
伊藤RACING・GMDスズカ奥野 正雄選手

の順で、ヨシムラスズキwithJOMOの行方 知基選手は15位でした。

続いてJSB1000の観戦です。

今日のレースは直後に赤旗中断、再開後また赤旗と結局ヒート3まで持ち込まれました。

結果は
TEAM GREEN柳川 明選手
WINs SUZUKI R.T秋吉 耕佑選手
ワイズギア・レーシング阿部 典史選手の順でした。

ヨシムラスズキwithJOMOの酒井 大作選手は8位、渡辺 篤選手が9位という結果にでした。

今回の筑波ラウンドは本当にST600、JSB共に1~3位別々のメーカーが表彰台に上がり各メーカーが力の均衡した戦いをしていたように感じました。

っと、ここまで書きましたが私どーもレースレポートとやらが上手く書けません(哀)

次のオートポリスでの第四戦も見に行きたいと思いました。(社長、宜しくお願いします。)

カテゴリー:イベントレポート

2007年5月11日

シンガポールでベータチタニウム

先日、シンガポールに旅行に行ってきた友人から現地のオートバイ雑誌をお土産にいただきました。

MOTOR CULTURE

表紙には爽やかなお兄さんと巻き髪の女性がCBRでタンデムです。

この号の特集はCBR1000RRのインプレ記事みたいですね(英語は読めません)

読んでいてシンガポールではスーパースポーツが人気が高いのがうかがえます。

巻末にオーナーミーティングの集合写真っぽいのがありました。

ど真ん中に写るのはヨシムラジャパンJSBレプリカ

シンガポールでも人気があるのでしょうね~
日本でもWSBやBSBのマシンのレプリカに乗っている人も居る事を考えれば不思議では無いんでしょうけどね。

ところどころ英語表記の記事を読んでみるとオーナーはチェンさんというお名前みたいです。

ヨシムラレプリカに乗っていると言うだけで不思議とこのチェンさんに親しみが生まれますね~

そしてもしやと思ってよく見てみると…

ありました!!

ベータチタニウムのスポンサーロゴ

写真だとわかりにくいですが確かにβTITANIUMと判別出来ます。

異国のライダーのバイクに自社のロゴが入ってるというのはチョットうれしいですね~

ナイスですよチェンさん

良い仕事してますよチェンさん

でも、

でもね、チェンさん

ベータチタニウムのロゴまで再現するくらい見事にYOSHIMURAレプリカを再現してるのに…

マフラーがアクラポ○ィッチってどーよ??

ヨシムラさんのシンガポールでの販売網拡大を期待します。

カテゴリー:お知らせ

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